2014年7月8日火曜日

仕切り直し

結局、1ヶ月以上かかりましたが、ようやく家賃未払いの借家人の方に退去してもらいました。
自分は、不動産屋さんに任せきりで、かつ、その状況で顔を合わせるのも気まずいので、家には近づかないようにしていたのですが、担当の方が苦労していました。

こんな感じで、債権回収から、退去に向けて対応していただいていました。

  • 借家人宅に毎日電話。ご主人が不在がちで、なかなか捕まらなかったようです。
  • 内容証明の郵便を出して督促
  • 不動産屋の店舗に呼び出して面談。支払いの意志を確認し、一部入金してもらいました。
  • 残りの債権について、毎日電話して督促
  • 保証人のご親族に関して、入居申込時と、勤務先などが変わっているのに、申告していないことが判明し、一応、契約違反の証拠として確認・念押し
  • 支払いが進む見込みがないので、期限を設定し、それを過ぎても応答がない場合、不動産屋が一方的に立ち入り、鍵を交換する旨通告
  • 不動産屋に来店したので、話し合いの結果、退去が決定
  • 6月中に明け渡す約束とし、それを過ぎた場合、1日あたり1万円の違約金を払う契約書に署名・捺印。自分のところにも持って来ていただいたので、署名・捺印。
  • 6月30日に、荷物運び出し。しかし、移転先に、荷物が収まらないとのことで、いくつかの荷物を残す。違約金発生については、不動産屋から本人に改めて念押し。
  • 引っ越し先の住所について、実際の存在を確認したり、使っていたトラック(自家用車)のナンバーを控えたりして、逃げられないようにする。
  • 玄関の鍵を交換し、以後の立ち入り・運び出しは、全て不動産屋の立ち会いの下で行うようにする


ようやく先日、荷物の方は全て運び出しが終わり、あとはお金に関する話だけが残る状態になりました。不動産屋の担当者の方は、非常に恐縮して状況を報告してくださるのですが、わたくしからすると、自分ではとてもできないことをやってもらっていますので、頭が下がります。
借家人の方とは、1,2回、親しくお話ししていたので、いい関係でお付き合いできることを期待していたのですが、残念な結果でした。いろいろ、事情はあったのだと思いますが、貸す側も経済的にはそんなに余裕はありませんので、やっぱり困りますね。嫁は、今回の件でショックを受けたようで、「もう売却しないか?」とか言っています。気持ちはわかりますが、自分としては、これにめげずにがんばって続けたいと思っています。オリンピックに向けて、不動産も上昇ムードですし、何より、貴重な体験ですので。

でもって、次の入居に向けて仕切り直しです。幸い、家の中はあまり痛んでいないとのことなので、クリーニングや補修はすぐに済みそうです。今月後半から募集開始して、9月の新学期とか、10月の下半期開始に合わせて入居してくださる方が現れるとよいのですが。今度は、子供さんのいる会社員家族とか、法人契約なんかがいいなぁ。とにかく大事なのは、信頼関係ですね。